Home > サーバ構築 > クラウドサービスについて

クラウドサービスについて

Webシステムを開発し、サーバを準備しなければならない場合、昨今ではクラウドサービスを利用する場合が多くなりました。現在では基幹システムでもメールサービスでも多くのサービスを外に出しすクラウド化が進んでいます。クラウドとは何なのか?クラウドにするメリットは?誰にでもクラウドサービスは簡単に開始できるの?と言ったことをまとめていこうと思います。

クラウドとは

クラウド・コンピューティングとは、ネットワーク上に存在するサーバが提供するサービスを、それらのサーバ群を意識することなしに利用できるというコンピューティング形態を表す言葉です。言葉(概念)であるため、クラウド定義が曖昧で、提供する側のクラウドサービスもそれぞれの特徴を持っているため、混乱しがちになっていて、人によって内容が異なる場合があるようです。

また、カタカナのクラウドには2種類意味を持ち、クラウド・ソーシングの「クラウド(crowd)」が「群衆」や「集合知」を意味するのに対して、クラウド・コンピューティングの「クラウド(cloud)」は、「雲」を意味し、インターネット上にある、データの所在を意識しない領域というニュアンスを持っています。

クラウドの大きな特徴は、可用性が高いことと従量課金制で安価に導入が可能であることです。可用性とはシステムが継続して稼働できる能力のことで、クラウドサービスを提供する仮想技術が可用性を高め、99.99%や99.999%という稼働率を保証したサービスが一般的です。これは、クラウドサービスとは「クラスタ化された物理マシンのリソースプールから割り当てる仮想マシンを利用する」ためです。複数のマシンを大きなひとつのサーバとし、そこから割り当てられたりソースを仮想サーバとして使うという意味合いです。

クラウドの種類

dekiru_cloud_03_zu02.png

「IaaS」
インフラ設備(ネットワーク関連システム)をインターネット経由で利用します。IaaS(Infrastructure as a Service)型のクラウドは、情報システムの稼働に欠かせない、サーバーやストレージなどの機材やインターネット回線の基盤などを、インターネット上で利用できるようにしたサービスです。

「PaaS」
プラットフォーム(ソフトウェアの開発基盤)をインターネット経由で利用します。PaaS(Platform as a Service)型のクラウドは、アプリケーション(ソフトウェア)が稼働するためのハードウェアやOSなどの基盤(プラットフォーム)を、インターネット上のサービスとして利用できるようにしたものです。

「SaaS」
完成品のアプリケーションをインターネット経由で利用します。SaaS(Software as a Service)型クラウドは、ユーザーが必要とするものだけをサービスとして利用できるようにしたソフトウェアの配布形態です。身近なものとしては、Webメールサービスが挙げられます。

*「DaaS」
仮想デスクトップ(シンクライアント)環境の導入から運用までを利用します。Daas(Desktop as a Service)型のクラウドは、クライアント環境にはOSやアプリケーションを搭載せず、ネットワーク経由でクラウド基盤上の仮想デスクトップ環境を利用することによって、オフィスだけではなく、外出先や自宅でもオフィスと同様の業務環境を実現します。

クラウドのメリットとデメリット

クラウドサービスのメリットは前述の特徴で述べた可用性と価格です。価格に関する例として、サーバ機を購入する場合、繁忙期にも耐えうるメモリ・CPU・回線のリソースを想定し、例えば決算月に最もリソースを使う場合、決算月でも十分なパフォーマンスが得られるサーバおよび回線を用意する必要があるとされてきました。これでは、365日のうち、335日は十分すぎるリソースなので無駄が生じます。クラウドサービスは従量課金制なので、忙しい時間単位でリソースを増やすことができます。スケジュールによる増減も可能ですし、自動的に仮想サーバがもう一台立ち上がり負荷分散してくれるサービスもあります。

デメリットとしては、同一スペックであれば単体のサーバ機と比べて処理能力が劣ること、利用料金が月額固定でないという経営的経理的不安があることなどが挙げられます。クラウドサービスによって、「ITインフラを固定資産から運用コストへと転換することができる」という費用の考え方が重要となり、なんでもかんでもクラウド化すればよい、クラウドは万能だという考えは間違いです。メールとホームページしか利用していない企業は、今までどおりのサービスの方が確実に安価にサービスを運用できる場合がほとんどです。

クラウドサービスでは、自分のそばにあるモノではないという理由で、「セキュリティが担保しづらい」という考えもあります。現在のネットワークおよびサーバのセキュリティ対策が十分費用をかけている企業が最も心配するところでしょう。WebショッピングのようなBtoCのサービスでない限り、プライベートクラウドとして構築し、クラウドサービスまでの回線もVPN等の暗号化技術を利用しての運用が望まれます。

クラウドサービスを利用するには

クラウドサービスは各業者で管理ツールが異なり、どこまでがサービス範囲でどこまでがオプションサービスなのかを把握する必要があります。今まで、サーバを構築してくれる業者、VLANを設定する業者、アプリケーションの保守の会社など、それぞれが得意な分野で商売をしていますが、仮想化技術と今までのIT知識の両面が必要となってきており、特に導入時、導入検討時にはクラウドサービスを提供する業者にしっかりと問い合わせる必要があります。

ただし、何を利用するのか・どのような品質を望むのかなどの要件はしっかりと事前に決める必要があります。

参考文献
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/12/12846

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackback+Pingback:0

TrackBack URL for this entry
http://blog.ispace.co.jp/213/trackback/
Listed below are links to weblogs that reference
クラウドサービスについて from おまかせブログ2.0

Home > サーバ構築 > クラウドサービスについて

おまかせSearch
おまかせブログ 人気記事
おまかせFeeds
おまかせブログ Meta
おまかせLinks
おまかせPR
CoRichブログランキング
ブログランキング
blogram投票ボタン
This Page Counter: 1,988

Page Top