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企業向けクラウドサービスの注意点

クラウドサービスを利用する場合の注意点は?

1)ネットワークのトラブルが発生するとクラウドサービス自体の利用が出来ない。
クラウドサービスを利用するとネットワークのトラブルが発生すると利用できなくなるデメリットがあります。ただし、たとえば本社にサーバ群があったとしても、拠点間のVPNやオフィス内のLAN環境の不具合で利用することが出来なくなります。会社のIT全般の運営管理している部署があるなら、サーバ維持管理の力をネットワーク維持に回す必要があります。

障害は必ず発生するという観点に立ち、とりわけ障害の切り分け作業が大事になってくるでしょう。一人が使えないのか、部署全体で使えないのか、拠点レベルなのか、インターネットにアクセスできても利用できないのか?レベルに応じて次なる手をリスト化しておく必要があるでしょう。

2)人的セキュリティーリスク(意図的な情報漏洩、操作ミス)は常に存在する。
外側にサーバおよびシステムとデータがあるため、通常利用時はセキュリティが保たれた設計の中運用されているはずですが、人為的ミスや意図的な悪意の元情報を開示・漏洩される危険性があります。インターネット上にある装置・データの扱いに関するのポリシーが確立しているのであれば、クラウドだから安心という考えは完全に捨てましょう。

3)仮想化といっても実態は存在する
一般的なクラウドの環境では1台のサーバを分割して仮想サーバを提供しています。そのため,格納されている物理サーバの性能を分割して仮想サーバができているのですから,格納されているサーバ以上の性能は出ませんし,もし物理サーバが壊れてしまえば,そこに格納されている仮想サーバは動かなくなります。

品質保証といっても、実際の損失に対する保証金額は見合うものでは無いと考えた方が良いでしょう。データ保護という観点からも地域を分けた2重化、せめて圧縮データの別地域への保存は必須です。

※クラウドサービスを提供するサーバ群が日本国で無い場合、トラブル時の受付はサポート会社が日本法人であっても融通が利かない場合があります。また、EUの場合、国を跨いだ個人情報の呼び出しには厳しい制限があるなど、カントリーリスクと呼ばれるデメリットも存在します。

結局、99.999%の世界最高水準の品質保証であっても障害は発生するという前提で設計・保守・管理・運営を考えなければなりません。

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